Wordの自動保存を設定する方法と消失したファイルの復元方法

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Wordを利用していると、一定の間隔で自動保存中と小さく表示されることはないでしょうか。Wordにはデフォルトでバックアップを行ってくれる、自動保存という機能があります。万が一、未保存でファイルを閉じてしまったときも、自動保存がされていれば、設定された場所にそれまでのデータが保存されています。

とても便利な機能ですが、何らかの影響でワードの自動保存がされない、という場合もあります。この記事ではそんな自動保存がされていない時の復元について、一時ファイルを使用した復元方法等も合わせてまとめました。お困りの際は、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。

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パート1 (ワード)Wordの自動保存を設定する必要性と方法

何らかの不具合でパソコンが強制的にシャットダウンされたときなどに、編集していたWordのデータがすべて消えてしまう、なんてことがあり得ます。保存していないファイルが突然閉じられてしまうと大変困りますよね。そんなパソコンが異常終了してしまったときのために、作業中のファイルを自動保存するという機能がWordにはあります。もしものために、自動保存の設定がオンになっていることを確認しておくことをおすすめします。

 <自動保存の設定方法>

  1. Wordを開き「ファイル」タブのメニューから「オプション」をクリックする
  2. オプションの画面が表示されたら、「保存」をクリックする
  3. 「文書の保存」部分にある「次の間隔で自動回復用データを保存する」にチェックを入れる
  4. 保存の間隔を設定する
  5. 設定を完了したら、下の「OK」をクリックし閉じる

 自動保存の間隔は初期の状態で10分と設定されています。短くした方がより安全ですが、パソコンの環境によっては負荷が掛かり作業しづらくなる可能性があります。

また、設定画面にある「保存しないで終了する場合、最後に自動保存されたバージョンを残す」という項目にもチェックをすることで、保存を忘れてしまった際のバックアップになるのでぜひ活用してみましょう。

パート2 (ワード)Wordの自動保存ファイルの保存場所

自動保存されたファイルの場所は以下で確認できます。

 <確認方法>

  1. Wordの「ファイル」タブから「オプション」を開く
  2. メニュー一覧から「保存」をクリックする
  3. 「文書の保存」部分にある、「サーバーのファイルの下書きの場所」を確認する

 初期の状態では「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Word\」になっています。

パート3 (ワード)Wordが自動保存されない時の復元方法

①データ復元ソフト「Recoverit」(リカバリット)を利用する自動保存されないWord(ワード)復元方法

自動保存が適応されず、突然Wordが閉じてしまったときは、データ復元をする専用のソフト「Recoverit」でWordファイルを回復することができます。このソフトを使えば、簡単に素早くファイルを復旧できるので、作業をすぐに再開することが可能です。

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「Recoverit」はクラッシュしたパソコンからもデータを取り出せることができるほどの、高機能な復元ソフトです。復元技術が高い一方、画面操作はわかりやすく、データの復元を普段したことがないという方も、迷わず扱えるようになっています。

ファイルが消えてしまったとき、どこかに保存されているだろうと探し回った結果、結局見つからず時間を無駄にする、なんてことも多いかと思います。予期せぬ不具合は突然発生します。効率よく作業を行うためにも、復元ソフト「Recoverit」を活用してみてください。

ステップ1 (ワード)Wordの自動保存場所「Local Disk(C:)」を選択します。

パソコンに「Recoverit」をダウンロードして、(ワード)Wordの自動保存場所「Local Disk(C:)」を選択します。「開始」をクリックして、(ワード)Wordファイルのスキャンを始めります。

(ワード)Wordの自動保存場所「Local Disk(C:)」を選択

ステップ2 「Local Disk(C:)」の(ワード)Wordをスキャンします。

スキャンしたファイルから復元したい(ワード)Wordを選択して、プレビューできます。

「Local Disk(C:)」の(ワード)Wordをスキャン

ステップ3 スキャンした(ワード)Wordをプレビューして復元します。

保存場所を選択して、また「復元」ボタンをクリックし、(ワード)Wordの復元が始まります。
※注意:上書きを避けるため、(ワード)Wordの元場所と異なるディスクを選択してください。

スキャンした(ワード)Wordをプレビューして復元

②一時ファイルから自動保存されないWord(ワード)を復元する

Wordで作業を開始すると、パソコン内にそのデータの一時ファイルが生成されます。もしWordファイルの保存ができていないなど復元が必要な際は、この一時ファイルを利用するという方法があります。

 <一時ファイルの検索方法>

  1. Windowsの「スタート」から「.tmp」と入力しEnter キーを押す
  2. 「ドキュメント」タブを選択する
  3. 画面をスクロールし、文書を最後に編集した日時と一致するファイル名を探す
  4. Wordを開き、「ファイル」から「開く」 に移動、「フォルダー」 タブを選択する
  5. .tmp ファイルが見つかったフォルダーに移動する
  6. フォルダー名を選択してフォルダーの内容ウィンドウを開く
  7. フォルダーの名前を選択し、エクスプローラーを開く
  8. 表示された画面でファイルの種類を「すべてのファイル」に変更する
  9. .tmp ファイルを開く

まとめ: 自動保存を活用しよう

パソコンを使用していると、停電やネットワークの切断、またパソコン自体の不具合による強制シャットダウン等、様々なことが発生します。Wordの編集をしているときにそんな事態が発生することは、十分考えられます。Wordの自動バックアップ機能である自動保存を活用し、もしものときに備えることをおすすめします。

万が一、自動保存がうまく機能しておらず、未保存のファイルが消えてしまったときは、データ復元ソフトの「Recoverit – 強力なワード復元ソフト」を利用してみてはいかがでしょうか。失ってしまったWordファイルも簡単に取り戻すことができます。「Recoverit」には無料ダウンロード版があります。気になった方は、一度試してみてはいかがでしょうか。

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