Macのゴミ箱を空にしたいのにファイルが削除できないときの対処法

不必要なファイルはなるべく溜めないで削除した方が、Macの動作はより快適になりますよね。ゴミ箱の整理をしようとしたとき、なぜかゴミ箱を空にできない、なんてことが起こる場合があります。削除したいのに削除できないと様々な不都合を生みます。

この記事では、削除できないファイルを消しmacのゴミ箱内を空にする方法と合わせて、誤って削除してしまったファイルを復元させる方法もお伝えしようと思います。

• パート1　Macのゴミ箱を空にできない場合の対処法
• パート2　Macのゴミ箱から削除されたファイルを復元する方法をご紹介

パート1　Macのゴミ箱を空にできない場合の対処法

ファイルにロックが掛けられていることが原因で、ゴミ箱から削除できないという可能性があります。まずはファイルの状態を確認しましょう。

☃方法1、<ファイルにロックが掛けられていないか確認する方法>

1. ゴミ箱にあるファイルを右クリックする
2. 「情報をみる」を選択する
3. ファイルの「ロック」にチェックが入っていないか確認する

ロックを外すことで削除ができるようになります。

ファイルにロックが掛けられていないのに削除できないときは、以下の方法を試してみてください。

☃方法2、<セーフモードでゴミ箱を空にする>

セーフモードとは、システムをチェックし一部機能を無効にするなど、発生している問題を解決するため原因を切り分けられる状態にすることです。セーフブートということもあります。Intel MacとAppleシリコンでセーフモードにする方法が異なるので、お使いのMacを確認してから行ってください。

    [Intel Macの場合]

1. Macを起動しすぐに「shift」キーを押し続ける
2. ログイン画面の右上に「セーフブート」と赤字で表示されたのを確認したら「shift」キーを離してログインする
3. ゴミ箱を空にする

    [AppleシリコンMacの場合]

1. 「起動オプション」が表示されるまで電源ボタンを押し続ける
2. 起動オプションが表示されたのを確認する
3. Macがインストールされている内蔵ドライブが表示されるのでそれを選択する
4. 「shift」キーを押し「続ける」を「セーフモードで続ける」に変える
5. 「セーフモードで続ける」をクリックする
6. 自動的に再起動されたあとセーフモード状態になるので、ログイン画面右上に赤字でセーフブートと表示されていることを確認しログインする
7. ゴミ箱を空にする

☃方法3、< Finderのオプションでゴミ箱を空にする>

「Finder」を選択しメニューを表示させます。「option」を押しながらその中の「ゴミ箱を空にする」をクリックします。そうすると、警告を無視してゴミ箱を空にすることができます。

☃方法4、< Macのターミナルでファイルを強制削除する>

「Launchpad」を起動し「その他」を開きます。表示されたアイコン一覧から、「ターミナル」をクリックします。起動された画面で、「sudo rm -rf」と打ち最後に「半角スペース」を入力します。ゴミ箱にある削除したいファイルをドラッグし「ターミナル」の画面にドロップすると、ファイル名が自動で入力されます。「Return」を押して削除を実行します。このときパスワードを聞かれるので入力してください。

パート2　Macのゴミ箱から削除されたファイルを復元する方法をご紹介

✿方法1、<データ復元ソフト：Recoveritで削除されたファイルを復元する>

大切なデータを誤って消してしまったら、まずはデータ復元ソフトを使用してみるのが良いかと思います。専門のデータ復元業者へ依頼するよりも手軽で、ソフトによっては復元率の高いものもあります。

「Recoverit」（リカバリット）なら、3ステップという簡単な操作でゴミ箱から削除してしまったデータを復元することができます。このソフトは、対応しているファイル形式が多く、またクラッシュしたPCからもデータを復元することができる高い技術が用いられています。簡単な操作で高度な復元作業が可能なので、データ復元をしたことがない方でも安心して利用することができます。

100%安全・安心 | マルウェアなし | 広告なし　　3ステップだけで復元可能

以下は「Recoverit」を利用して、Macのゴミ箱から削除されたファイルを復元する手順。

ステップ1　Macのゴミ箱から削除されたファイルをスキャンします。

「Recoverit」をインストールして、メイン画面から「ごみ箱」を選択します。また、「ごみ箱」のスキャンが自動的に始まります。

ステップ2　Macのごみ箱に復元したいファイルを選択します。

スキャンが完了できましたら、Macのごみ箱に復元したいファイルを選択して、復元ボタンをクリックします。

ステップ3　Macのゴミ箱から削除されたファイルを復元します。

保存するためパスを選択して、また「復元」ボタンをクリックし、Macのゴミ箱から削除されたファイルの復元が開始します。
「正常に復元しました」画面が表示され、復元が完了できます。

✿方法2、<Macのバックアップ機能：Time Machineで復元する>

1. Time Machineメニューから「Time Machine に入る」をクリック
2. フォルダウィンドウの右側にバックアップデータの日付が表示されるので、日付を遡り復元したいファイルを選択する
3. 元の場所に対象のファイルが復元されるので、確認する

標準で搭載されているTime Machineが有効になっていれば、自動でバックアップが取れています。誤って削除してしまったファイルも、このバックアップからデータを復元することが可能です。

まとめ：まずは削除できないファイルの状態を確認しよう

ゴミ箱を空にできないとファイルが溜まりPCの稼働に影響がでます。まずはファイルにロックを掛けていないか確認し、削除が難しそうであれば上記の方法で強制的に削除してみてください。

また、逆に削除してしまったものを復元させたいというときは、データ復元ソフトを利用してみてください。削除してしまってもPC内の奥にはデータが残っている場合がほとんどです。「Recoverit – 強力なゴミ箱復元ソフト」はそんな深い部分で眠っているデータを見つけ出し復元することができます。無料ダウンロード版が公開されているので、ぜひ一度試してみてください。

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