iPhoneなどスマートフォンが流行している今、人々は、いつでも、何処でも、誰でも簡単に動画や写真を撮影してネットに共有することができます。ただ、それをYoutubeやFacebookなどネットに公開するとき、個人情報保護する処理として、写真や動画ファイルに出ている人の顔を覆うため、動画を編集してモザイクをかけなければならないです。
また、友達と共有したい写真や動画(面白いものなど)にどうしても他人見せたくない部分が混ぜたとき、それをそのまま切り取るというのは、全体的な質が落ちられるのでいやですよね。その時、写真や動画の見せたくない部分だけをモザイク処理をかけて、簡単に済ませます。
iPhoneでとった写真や動画にモザイクをかけるのは非常にしつこい操作なので、適切な編集ソフトの選択や操作方法に困っている人が結構多いと思いますので、ここでは、モザイクできる動画編集ソフト5選と「Filmora」(フィモーラ)で動画にモザイクをかける手順を簡単に紹介します。
Part 1. Filmoraで動画をモザイク加工する機能の紹介
動画にモザイクをかける場合、一般的に動画編集ソフトを使用するのですが、Filmoraは簡単にモザイクをかけることが非常に便利です。
Step 1. Filmoraを起動する
① 「Filmora」を立ち上げ、「新しいプロジェクト」を選択します。

Step 2.モザイクをかけたい動画ファイルをインポートする
①「メディア」タブを選択し、「インポート」ボタンをクリックし、モザイクをかけたい動画ファイルをインポートします。
インポート方法:
* パソコンにあるファイルをインポートします
* カメラやiPhoneなどディバイスからインポートします
* FacebookやYoutubeなどWebからインポートします
②インポートされた写真・動画ファイルをタイムラインに移動させます。

Step 3. 動画にモザイクをかける
① [エフェクト] を選択して、[フィルター]内の [ユーティリティ]をクリックします。ぼかしをいれたい対象にモザイク エフェクトをクリップドラッグします。
② タイムライン上のモザイク エフェクトをダブルクリックすると、[コントロールパネル] が現れます。
③ モザイクのタイプ、不透明度を調整することができます。

また、モザイク以外、「フェイスオフ」機能で、人の顔に画像を覆うことなどもでき、モザイクと同様な効果を発揮できます。とても面白い機能なので、ぜひためしてみてください。
Step 4. 作成した動画を共有
インタフェースにある「出力」ボタンをクリックし、モザイク加工をされた動画をエクスポートします。
エクスポートする方法は:
* 各種フォーマットでパソコンんに保存
* スマホ・PSPなどのディバイスに直接導出
* YoutubeやFacebookへ共有
* DVDへの出力

*関連記事:モザイクの除去と追加方法を紹介
- *フィルター、トランジション、オーバーレイ、エレメント、字幕、タイトル編集を内蔵する
- *カット、分割、回転、トリミング、ミックス、結合などを備える
- *縦横比、色相、明るさ、速度、彩度、コントラストなども調整できる
- *ローカル、デバイス、ウェブサイトとDVDの四つの方式で動画を出力できる
- *初心者や専門家にとっても最高のビデオ編集ソフト
- *動画編集をもっと簡単に!
Part 2. 動画にモザイクをかける5つソフトの紹介
このように「Filmora」は簡単に動画にモザイクをかけることができます。他にもモザイクをかけるソフトは多くあります。
そこで、動画にモザイクをかけるソフトを幾つか紹介したいと思います。
・GIMP
GIMPは、初心者の方でも比較的に使いやすいソフトで、動画にモザイク加工機能の他にもマスク、グラデーション、パス、フィルタ、ノイズ、マップなどの様々な機能が備わっています。
これだけの機能が備わっているので、ある程度の動画編集なら問題なく行なうことができ、使い込んでいけば十分に楽しめるソフトです。

・JTrim
JTrimは、動画のモザイク編集機能のほかにモノクロ、セピアなどの加工ができ、他にもフェードイン/フェードアウト、コントラスト調整、リサイズといった編集を行なうことができます。
これだけの機能を持ちながら操作性は非常に簡単で、初めての方でも安心して使うことができます。
他にもJTrimは動作が軽くて直感で操作できるので、ストレス無く編集することができます。

・SEffect
SEffectは、モザイク加工はもちろんのこと、マスク、矢印、ぼかし、静止画と動画の重ね合わせなどのエフェクトがあります。
同時に複数のエフェクトをつけられ、それをレイヤーごとに管理できるので、高度な編集をおこなう方にとって非常に便利です。
他にも、動画から静止画を作ることや、静止画から動画を作ることもできる機能も搭載されています。

・AviUtl
AviUtlは人気の動画編集ソフトで、モザイク機能の他にクロッピング、音声入れ替え、動画のリサイズ、インターレース解除、動画の分割や結合と様々な機能がついています。
多機能のソフトで問題となるのが操作性ですが、AviUtlは操作性も良く、シンプルなインターフェースでスッキリと見易くなっています。
更にプラグインが多くあって拡張性に優れているところも魅力の一つで、初めての方から上級者まで幅広く使えるソフトといえます。

・Video Pad 動画編集
Video Pad動画編集は動画にモザイクをかける以外に、動画の分割や結合、字幕やナレーション、色彩や明るさ調整などの機能が備わっています。
動画の結合ではクロマキーで簡単に結合でき、動画をドラッグ&ドロップできるので始めての方でも操作が非常に簡単となっています。
Video Padを使えば初心者でもプロ並みの動画に仕上げることができるでしょう。

まとめ
いくつかの動画にモザイクをかけるソフトを紹介しましたが、ザイクや他の機能や操作性を比較すると、「Filmora」が一番良いといえます。
「Filmora」は様々な動画形式に対応し、動画キャプチャー、逆再生、手振れ補正、モザイク効果など、高度な編集機能が多く搭載されています。
出来上がった動画はDVDに保存することやYouTubeなどにアップロードすることもできるので非常に便利です。
「Filmora」を使えば動画を思いのままに仕上げることができ、手放せないものとなることは間違いありません。
田中摩子
編集
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